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共同通信
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北海道江差町の社会福祉法人「あすなろ福祉会」のグループホームで、結婚や同棲を希望する知的障害者の男女8組16人が不妊手術や処置を受けていた問題で、実際に処置を受けた当事者が「(施設側の)説明を聞いて子どもを断念した」と、道の聞き取り調査に話していることが31日、関係者への取材で分かった。「強制ではなかった」とも話しているが、北海道は説明や同意確認の方法に問題がなかったかどうか実態解明を進めている。
あすなろ福祉会が「結婚、同棲を希望したカップルは、処置を受けた8組のほかにいなかった」と北海道に回答したことも判明。