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共同通信
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【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は12月31日のビデオ声明で、新年を迎えるに当たり「回復の年にしよう」と国民に呼びかけ、領土奪還の決意を語った。首都キーウでは日付が変わった1月1日未明にミサイル攻撃があり、クリチコ市長は迎撃されたミサイルの破片が停車していた乗用車に落下したと明らかにした。
ゼレンスキー氏は声明で、多数の民間人が犠牲になったキーウ近郊ブチャや激戦の末に制圧されたマリウポリなどの地名を挙げて侵攻を振り返った。2022年は「ウクライナが世界を変えた年だ」と強調し「われわれは降伏するように言われたが、反撃することを選んだ」と訴えた。