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共同通信
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新型コロナウイルス禍で中止が続いていた新年一般参賀が2日、3年ぶりに実施された。感染対策で参観できる人数は限られたが、皇居を訪れた人たちは新春恒例の風景が戻ってきたことを実感し、笑顔があふれた。
宮殿・長和殿には天皇陛下を中心に、皇后さまや長女愛子さま、秋篠宮ご夫妻や次女佳子さまら皇族が正装で並び、集まった人々に手を振って応えられた。
2020年は6万8710人が訪れたが、今回は抽選で約9600人に絞った。長和殿前の東庭は、1メートル以上間隔を空けて目印のシールが張られ、参賀者は指定された場所に立った。宮内庁庁舎前に設けた記帳所にも大勢の人が足を運んだ。