欠航などで6万5千人影響

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共同通信
ニノイ・アキノ国際空港国際空港のカウンターにできた行列=2日、マニラ(ロイター=共同)

 【マニラ共同】フィリピンのマニラ国際空港などで1日、航空管制システムが停電で機能しなくなり、計362便が運航停止や遅延、目的地変更に追い込まれた。このうちマニラと日本各地を結ぶ路線は10便以上が欠航となった。フィリピン運輸省は2日、乗客約6万5千人に影響が出たと発表した。

 影響が出たのは、1日にマニラ国際空港を発着する予定だった282便、中部マクタン島のセブ国際空港の73便、北部パンパンガ州のクラーク国際空港の7便。管制システムは1日午後に復旧したものの、足止めされた乗客の輸送などで2日も各空港で混乱が続いた。