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共同通信
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関東大震災から100年の節目を迎えるのを前に、気象庁は4日、震災の被害状況や地震・津波への備えについて学べる特設サイトを同庁ホームページに開設した。防災教育を含めて災害対策に活用してもらい、大地震の際の被害軽減につなげるのが狙い。
サイトには、気象庁が保管している東京都や神奈川県などの被災を記録した写真のほか、岐阜測候所(現在の岐阜地方気象台)で捉えた地震波形を掲載。観測者の体感や建物の被害状況から決定していた当時の震度の分布図も示した。首都直下地震など、関東で起こり得る地震の特徴や防災知識も掲載している。