NY初、嗜好用大麻の販売店オープン
イーストビレッジに昨年末
マンハッタン区東8丁目とブロードウェーに12月29日、ニューヨーク州の認可を受けた初の合法の嗜好用大麻販売店(ディスペンサリー)がオープンした。ゴッサミストが同日、報じた。
非営利団体「ハウジングワークス」が運営する同店には同日、午後12時半頃から客が並び始め、開店時にはブロックを一周してアスタープレイスのスターバックスの前まで列が延びていた。購入者第1号は、午後4時20分の正式オープンに先立ち、スイカのグミ1缶と大麻「バナナランツ」8本を96ドルで購入した同州大麻管理局のエグゼクティブディレクター、クリス・アレキサンダー氏。一般客の購入者第1号は、ヒューストン出身で、現在オーシャンヒルに住むケネス・ウッディンさん(33)だった。
同店では、大麻のつぼみの他、ペット用おやつ、紙巻き大麻、食用および飲用大麻など、約100種類の商品を扱う。さらに今後は数週間で、州公認の研究所でのテストを経た商品が加わる。価格は18~130ドル程度で、8分の1オンスが40~60ドル、1グラムの紙巻大麻が18ドルなど。13%の消費税が加算される。当面の間、支払いは現金のみだが、デビットカードも導入の予定。営業時間は午後4時20分から午後7時まで。ハウジングワークス自体は、毎日午前11時から営業している。商品の購入は、21歳以上に限られる。
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