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共同通信
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ウクライナが奪還した南部ヘルソン州では少なくとも七つの「拷問部屋」が見つかった。拘束対象はウクライナ軍や警察ら当局者の家族、ビジネス関係者、抗議デモに参加した市民と広範にわたった。司法当局は、住民に恐怖を与えて占領を進めようとしたとして、戦争犯罪を視野に捜査を続けている。
ヤロスラフ・ミンコ検事が5日までに取材に応じ、州都ヘルソンで見つかった拷問部屋の一つを公開した。暗い地下室の部屋には手書きで乱暴に番号が振られ、監獄を想起させた。
電流を流したり、ガスマスクで呼吸を困難にしたりして拷問した。「拘束者の立場によって違うやり方をした」とミンコ氏は語った。