平和賞活動家、初公判で無罪主張

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共同通信
アレシ・ビャリャツキ氏(ロイター=共同)

 ベラルーシで政権の人権侵害を告発し、社会秩序の混乱を図ったなどとして起訴された昨年のノーベル平和賞受賞者アレシ・ビャリャツキ氏の初公判が5日、ミンスクの裁判所で開かれ、ビャリャツキ氏は無罪を主張した。タス通信が伝えた。

 ビャリャツキ氏は自身が創設した人権団体「ビャスナ(春)」の代表。野党を弾圧するルカシェンコ大統領の強権支配を批判し続け、2021年7月に拘束された。ロシアとウクライナの人権団体と共に、昨年のノーベル平和賞を獄中で受賞した。(共同)