政治暴力との決別訴え

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共同通信

 【ワシントン共同】2020年米大統領選の結果を覆そうとしたトランプ前大統領支持者らによる議会襲撃事件から2年となった6日、バイデン大統領は、暴力を使って民主主義制度を転覆しようとする行為と決別するよう国民に訴えた。

 ホワイトハウスで演説し「有権者への脅迫や、政治的暴力はあってはならない。民主主義の理念に反する」と強調。演説後、事件で殉職、負傷した警察官ら計14人に大統領市民勲章を贈った。1969年にニクソン大統領が制定した勲章で、バイデン氏の2021年の就任後、授与は初めて。