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共同通信
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【ロンドン共同】チャールズ英国王の次男ヘンリー王子が近刊書の中で、アフガニスタンでの軍務中に計25人を殺害したと告白していることが分かった。内容を事前入手した英メディアが6日までに伝えた。当時の反政府武装勢力タリバンとの戦闘に従事した王子が、自ら殺害したとする戦闘員らを「チェスの駒」に例え、物議を醸している。
王子は10日に出版予定の自伝の中で、戦闘で殺害した人数を明かし「誇りとまでは言えないが、恥じることもなかった」と述懐。その上で、殺害した相手を「ボードから取り除かれたチェスの駒」に例え、「善良な人々が殺される前に、悪人を排除した」と訴えた。