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共同通信
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【ニューヨーク共同】6日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反発し、前日比700.53ドル高の3万3630.61ドルで取引を終えた。朝方発表された昨年12月の米雇用統計で就業者の賃金の伸びが鈍化したため、米連邦準備制度理事会(FRB)による金融引き締めのペースが緩和するとの見方が拡大。景気後退懸念が和らいで全面高となり、一時は約780ドル上げた。
雇用統計は民間部門の就業者平均時給の前年同月と比べた上昇率が、11月より鈍化したのが材料視された。FRBが利上げペースを緩めることへの期待感が広がって買い注文が膨らんだ。