入国者の強制隔離を撤廃

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共同通信
新型コロナ感染拡大の影響で閑散としていた2022年12月(上)と、人出が戻り始めた今月5日の北京市中心部の繁華街(共同)

 【北京共同】中国政府は8日、新型コロナウイルス対策を抜本的に緩和し、入国者に義務付けてきた強制隔離を撤廃した。厳しい「ゼロコロナ」政策の終了で“開国”し、旅行や出張で海外と行き来しやすい環境が整い始めた。ただ海外団体旅行は停止されたままで、訪日客が本格的に増加するかどうかは未知数だ。

 中国政府はこの日、新型コロナの感染症分類を、隔離が必要ないレベルに引き下げた。

 中国のオンライン旅行大手、携程集団(トリップドットコム・グループ)は、8日に日本に向かう航空券の予約件数は、7日と比べ4割増になったと明らかにした。