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共同通信
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【エルパソ共同】バイデン米大統領は8日、中南米からの移民が殺到している南部テキサス州エルパソのメキシコ国境地帯を2021年1月の就任後初めて訪れた。今月5日に公表した新たな移民対策をアピールする狙い。バイデン政権が寛容な政策を取るとの期待感から不法移民の越境は増え続け、記録的な数に上っている。
移民問題には歴代政権も苦慮してきた。バイデン氏は国境地帯を視察して当局者と面会し、実態把握に努める。
新たな対策は、キューバ、ニカラグア、ハイチ出身の不法移民をメキシコに送還するのが柱。