「ロシアのプロパガンダ」と非難

Published by
共同通信
トラックで移動するウクライナ兵=8日、ドネツク州バフムト(ゲッティ=共同)

 【キーウ共同】ウクライナ軍報道官は8日、同国東部ドネツク州クラマトルスクでロシア軍の攻撃を受けたのは民間のインフラ施設で「軍は被害を受けていない」と述べた。欧米メディアが伝えた。ロシア国防省は8日、ウクライナ軍の陣地を攻撃し計600人以上を殺害したと発表していたが、「ロシアのプロパガンダ」と否定した。

 ロイター通信は現場の取材班の証言として、攻撃や被害は確認できなかったと伝えた。

 一方、ウクライナ東部ハリコフ州のシネグボフ知事は9日、クピャンスク地区の市場にロシア軍のミサイル攻撃があり、少なくとも2人が死亡、子どもを含む5人が負傷したと明らかにした。