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共同通信
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【ローマ共同】ローマ教皇庁(バチカン)は、約40年前にバチカン職員の当時15歳の娘が行方不明になった事件の調査再開を決めた。ANSA通信が9日報じた。事件は、バチカンを内包するイタリアで「最も有名な未解決の謎」と呼ばれる。
職員の一家は当時、バチカンで暮らしていたが、娘は1983年6月、ローマ中心部でフルートのレッスンを受けた後、行方が分からなくなった。同年5月には別の15歳の少女も行方不明となり、事件は教皇と敵対する勢力によるものだとする陰謀説など、さまざまな臆測を呼んだ。
昨年、事件を扱ったドキュメンタリードラマがネットフリックスで配信された。