回送中の「カシオペア」から火花

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共同通信
カシオペアの客車(JR東日本提供)

 JR東日本は9日、東北線の越河(宮城県白石市)―貝田(福島県国見町)間の上り線を走行中の「カシオペア」の回送列車に不具合が生じ、上下線で一時運転を見合わせたと発表した。JRによると機関車の台車部分から火花が出たとの情報がある。車両が通過した宮城県側ののり面で下草が焼ける火災が相次ぎ、同県警が関連を調べている。けが人はなかった。

 JRは午後1時10分ごろ不具合を確認し、点検のため一部区間で午後7時45分ごろまで運転を見合わせた。カシオペアは機関車が連結し、運転を再開した。