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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米政権は沖縄県に駐留する海兵隊を数年以内に改編し、離島防衛に備えて小規模で即応性のある「海兵沿岸連隊(MLR)」を創設する方針を固めた。11日に日米の外務・防衛担当閣僚がワシントンで開く安全保障協議委員会(2プラス2)で議題になる見通し。日米関係筋が9日明らかにした。
南シナ海や東シナ海で海洋進出を強める中国への抑止力を高め、周辺地域で有事の対処力を強化する狙い。沖縄では、新たな基地負担につながるとして反発が強まる可能性がある。
海兵隊は昨年3月、ハワイの部隊を改編し、MLRを創設したと発表した。