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共同通信
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【キーウ共同】ロシアの侵攻を受けるウクライナに、米欧各国が1月に入り、主力戦車に次ぐ攻撃力を持ち機動性も兼ね備えた歩兵戦闘車の供与を相次ぎ表明した。ウクライナ側は各国との防衛協力が「新段階」に入ったと歓迎。ロシアが攻勢を続ける東部ドンバス地域での反攻の弾みになると期待する。
ロシアのペスコフ大統領報道官は9日、欧米の武器供与は「軍事作戦を止めることはできない。ウクライナ国民の苦しみを長引かせるだけだ」とけん制した。
ウクライナのゼレンスキー大統領は、今月から2月初めにもロシアが新たな動員兵を投入し攻勢をかけるのではないかと警戒している。