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共同通信
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【パリ共同】岸田文雄首相は9日午後(日本時間同)、フランス・パリのホテルで国連教育科学文化機関(ユネスコ)のアズレ事務局長と会い、「佐渡島の金山」(新潟)に関する日本政府の立場を説明した。世界文化遺産登録に向けて理解を求めたとみられる。
日本政府は2022年2月に佐渡金山をユネスコに推薦したが、内容の不備を指摘され今年の世界遺産登録を断念。推薦書を修正し、24年以降の登録を目指す。
アズレ氏は、ロシアの侵攻で文化財が損傷する被害を受けたウクライナへの支援を巡り「日本との協力を一層強化したい」と呼びかけた。