Published by
共同通信
共同通信
永岡桂子文部科学相は10日、京都市を訪れ、文化庁が今春に移転する庁舎を視察した。京都府庁で西脇隆俊知事とも会談。終了後、取材に応じた西脇氏によると、永岡氏は天井飾りやステンドグラスなどの内装に伝統的な意匠を残した点を評価したという。
視察や会談は一部を除き非公開だった。新庁舎は、府が旧府警本部を改築した上、新行政棟を新設。昨年12月に完工した。文化庁は3月27日に京都で業務を始め、5月中に移転部署の職員の大半が移る。
ただ永岡氏はこれまで、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)への対応を担う宗務課について、全員が移るのは難しいとの見解を示している。