災害対策つぶやき続け10年

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共同通信
警視庁災害対策課がツイッターで呼びかけた「防災ボトル」(警視庁提供)

 警視庁災害対策課のツイッターが11日、運用開始から10年を迎えた。身近な生活用品を使った防災対策などを紹介して人気を集め、フォロワー数は90万超に上る。田浦善之課長は「今年は関東大震災から100年の節目でもある。継続して多くの人に有益な情報を届けるためフォロワー数100万を目指す」と話している。

 災害対策課のツイッターは2011年の東日本大震災を教訓に開設し、13年1月に「つぶやき」始めた。

 17年10月、2枚の硬貨で菓子などの袋を開ける方法を紹介した投稿は、15万超の「いいね」が付いた。はさみを硬貨で代用する工夫が日常生活にも活用できると関心を集めた。