韓国のハンギョレ新聞代表が辞職

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共同通信
李在明氏

 【ソウル共同】韓国のリベラル系のハンギョレ新聞は10日付の紙面で、編集局幹部がソウル郊外・城南市の都市開発に関する不正疑惑の中心人物から計約9億ウォン(約9500万円)を受領していたとして、幹部の解雇と、代表理事と編集局長の辞職を発表した。

 都市開発は、革新系最大野党の李在明代表が城南市長時代に進めた。民間業者が不当に高額の利益を得たとの疑惑が2021年に表面化し、関係者が逮捕された。検察や保守系与党は李氏の不正関与も疑っているが、李氏は否定している。

 ハンギョレ幹部は、疑惑の中心人物として背任罪で起訴された男から19年前後に金を借りた。