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共同通信
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【ロンドン共同】岸田文雄首相とスナク英首相との会談は、英国有数の観光名所で世界遺産の「ロンドン塔」で開かれた。首脳会談はロンドン市内の首相官邸で行われることが多く、異例の選定。日本政府筋は「英国側が『おもてなし』として持ちかけてきた。歓迎の証しだ」と説明した。会談後、岸田氏はスナク氏の案内でロンドン塔を視察した。
ロンドン塔は11世紀に建設が始まり、数々の政治犯などが投獄された場所として知られる。王冠をはじめ王室ゆかりの品々も保管されている。
岸田氏は英滞在中、昨年死去したエリザベス女王に弔意を示すため、墓前に供花を贈った。