容疑者が逮捕後30分超逃走

Published by
共同通信

 福岡県警中央署が大麻取締法違反(営利目的所持)容疑で逮捕した男が、捜査員の隙を見て自宅から逃げ出し、30分余り行方が分からなくなっていたことが11日、署への取材で分かった。近くの畑で見つかり、捜査員が取り押さえた。

 署によると、男は同県柳川市、自称自営業の島田尚容疑者(25)。11日午前9時20分ごろ、自宅で逮捕され、着替えの準備などのため2階から1階に下りた際、掃き出し窓から逃走。手錠はしていなかった。

 逮捕容疑は営利目的で昨年11月中旬ごろ、福岡、佐賀両県内で大麻を含む植物片約11グラムを所持した疑い。「事実とは違う」と否認している。