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共同通信
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【北京共同】中国外務省の汪文斌副報道局長は12日の記者会見で、日本の新型コロナウイルス感染症の水際対策に関し「中国人への差別的制限措置を速やかに変更するよう望む」と要求した。対抗措置として打ち出した日本人へのビザ(査証)発給手続きの停止を長引かせる恐れもある。
汪氏は、岸田文雄首相が中国の対応を「一方的」だと批判したことを受けて「科学的な態度と相互尊重の精神に基づき」水際措置を変更するよう求めた。日本に対し「中国と共に、正常な往来回復のために努力する」ことも呼びかけた。
中国は韓国にも対抗措置としてビザ停止を打ち出している。