破綻巡りブログで潔白主張

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共同通信
米ニューヨークの裁判所を後にするサム・バンクマンフリード被告(左)2022年12月(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換所大手FTXトレーディングの創業者で詐欺などの罪に問われたサム・バンクマンフリード被告は12日、ブログで「私は資金を盗んでおらず、何十億(ドル、数千億円)も隠したわけでもない」などと自身の潔白を主張した。

 刑事責任を問われた被告が法廷外で見解を表明するのは珍しく、ロイター通信は「極めて異例のブログ投稿」と伝えた。「私は個人資産のほぼ全てを顧客に提供する」とし、FTXの米国部門について「依然として完全に支払い能力があり、ほぼ全ての顧客資産を返還できるはずだ」と訴えた。