Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】12日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで上昇し、一時1ドル=129円台を付けた。米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが先行した。
朝方発表の2022年12月の米消費者物価指数は前年同月比の上昇率が6.5%となり、6カ月連続で伸び率が鈍化した。市場予想通りだったが、米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げ幅を縮小するとの思惑から円買いが進んだ。
午前8時40分現在は、前日比2円30銭円高ドル安の1ドル=130円15~25銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0770~80ドル、140円27~37銭。