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共同通信
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【ソウル共同】日本人2人を含む159人が死亡した韓国ソウル・梨泰院の雑踏事故で、韓国警察庁の特別捜査本部は13日、警察や行政が安全対策を怠ったことで事故が起きた「人災」だったと結論付け、捜査の終結を発表した。尹錫悦政権上層部の刑事責任は追及されず2カ月半での幕引きとなり、遺族らから政権批判の声が出ている。
特別捜査本部は、関係機関がハロウィーンの時期は人出が多くなることを認識し事故を予見できたのに適切に対策しなかった上、通報を受けた後の対応も不十分だったと強調。業務上過失致死傷などの容疑で、当時の地元警察署長や区長ら6人を逮捕した捜査結果を公表した。