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共同通信
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【北京共同】中国外務省の汪文斌副報道局長は13日の記者会見で、米国で11日に発表された日米安全保障協議委員会(2プラス2)共同文書は「中国への中傷と攻撃に満ちている」と述べ、強く非難すると表明した。半導体分野などでの中国を排除したサプライチェーン(供給網)構築にも警戒感を示した。
日本時間14日未明の日米首脳会談では経済安全保障を巡り、半導体の供給網も議題となる。汪氏は「動向を注視する」と表明。米国が同盟国に圧力をかけ、中国との経済切り離し(デカップリング)を進めていると批判した。
日米が国際法や国際関係におけるルールを「踏みにじっている」とも主張した。