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共同通信
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2016年に長野県軽井沢町で大学生ら15人が死亡、26人が重軽傷を負ったスキーバス転落事故は15日、発生から7年となった。現場にある慰霊碑「祈りの碑」には未明から関係者らが訪れ、亡くなった大学生らを悼み、再発防止を誓った。
発生時刻の午前1時50分ごろ、事故で負傷した大学生の母親3人が訪れ、花を手向けた。3人は「何年たっても胸が締め付けられる。安全をおざなりにしてはいけない」と話した。
業務上過失致死傷罪で在宅起訴され、6月に長野地裁で判決が言い渡される、バス運行会社の高橋美作社長は事故の一報を聞いたという午前5時ごろに合わせて現場の慰霊碑を訪問した。