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共同通信
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【ワシントン共同】米公民権運動の黒人指導者、故マーチン・ルーサー・キング牧師の誕生日に当たる15日、バイデン大統領は南部ジョージア州アトランタの牧師ゆかりの教会を訪れ、演説した。牧師が夢見た人種間の融和を「実現させることがわれわれの務めだ」と述べ、米国内に根強く残る人種差別と闘うよう訴えた。
現職大統領が同教会の日曜礼拝で説教するのは初めて。教会の牧師を務める与党民主党のウォーノック上院議員がバイデン氏を招待した。
バイデン氏は「米国の魂を懸けた闘いは続いている。人種差別や過激主義、暴動を促す人たちとの闘いだ」と指摘した。