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共同通信
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【北京共同】中国当局に約1年間拘束されていた著名な人権活動家、唐吉田氏(54)が解放されたことが15日分かった。唐氏や家族が明らかにした。唐氏の長女(26)は留学先の日本で病気のため重体となっており、唐氏は拘束前から出国を望んでいたが、「国家安全」を理由に当局が訪日を妨害していた。
家族によると、14日に吉林省の実家に戻った。唐氏は15日、共同通信に対し長女に会うことが「最大の望みだ」と訴え「彼女のためにすべきことをしたい」と話した。自由に取材を受けることは困難で、現在も当局の監視下にあるとみられる。