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共同通信
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自民党の森山選対委員長は15日、熊本市で講演し、衆院小選挙区10増10減の対象である15都県計134選挙区のうち、調整がついていない62選挙区の支部長選任を急ぐ考えを表明した。「衆院選がいつあるか分からないが常在戦場だ」と述べた。
講演で森山氏は参院選「1票の格差」を是正するため隣接県を一つの選挙区にする「合区」に言及。「九州で1人が出られなくなる可能性があるのは佐賀県。衆院定数が2人になると、だいたいそうなるのではないか」と指摘した。各県から最低1人が選ばれるようにすべきとして、党憲法改正案4項目に明記された合区解消の実現に向けて努力する考えを示した。