16日から合同空軍演習実施

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共同通信
昨年12月、ベラルーシ・ミンスクで会談したルカシェンコ大統領(右)とロシアのプーチン大統領(タス=共同)

 ベラルーシのムラベイコ安全保障会議第1副長官は15日、今月16日から2月1日にロシアとの合同空軍演習を実施すると明らかにし、完全に防衛的性格のものだと述べた。タス通信が伝えた。

 ムラベイコ氏はまた、今年9月に旧ソ連諸国で構成する「集団安全保障条約機構(CSTO)」の三つの演習がベラルーシ領内で行われると述べた。

 ベラルーシはウクライナと接し、ウクライナ侵攻初期にロシア軍の出撃拠点となった。ロシアと編成した「地域合同部隊」が昨年10月からベラルーシ領内に駐留しており、ウクライナではベラルーシ軍の参戦を懸念する声がある。