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共同通信
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【上海共同】中国・上海市でスマートフォンのアプリを通じて知り合った中国人女性と食事をした日本人の男性駐在員らが、店から2万~3万元(約38万~57万円)もの高額の支払いを迫られるぼったくり被害が相次いでいる。新型コロナウイルス対策の緩和で外食の機会が増えるにつれて被害が急増しており、日本総領事館が注意を呼びかけている。
昨年3月下旬から約2カ月間にわたるロックダウン(都市封鎖)が行われた上海では、収入源を断たれて経済的に困窮した店舗や女性も多く、ぼったくりの増加につながっている可能性がある。上海市の在留邦人は昨年10月時点で約3万6600人。