ヘリ墜落、原因特定に時間

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共同通信

 【キーウ共同】ウクライナの首都キーウ(キエフ)近郊でヘリコプターが墜落し、モナスティルスキー内相を含む計14人が死亡したことを受け、内相代行に就任したクリメンコ国家警察長官は18日、墜落原因の調査を急ぐ姿勢を示した上で、特定には「時間がかかる」との見方を示した。

 ヘリは18日、幼稚園の敷地内に墜落し火災が発生、子ども1人も犠牲になった。当時は濃い霧が出ていたほか、飛行中に出火していたとの証言もある。ウクライナ保安庁は原因について、飛行規則の違反や機体の不具合、意図的な破壊行為などの可能性を捜査していると明らかにした。