ホーランドトンネル通行止め NJ方面行き、週6日の夜間に

 

 

ホーランドトンネル通行止め

NJ方面行き、週6日の夜間に

 

ホーランドトンネルの入り口=2022年7月マンハッタン区で撮影(本紙)
期間中は、ジョージ・ワシントン橋、リンカーントンネル、スタテン島橋など、ハドソン川を渡る別のルートへの迂回が必要。(Photo: ニューヨーク・ニュージャージー港湾局のウェブサイトより)

 

 ニューヨーク・ニュージャージー港湾局(PA)は17日、ニュージャージー方面行きのホーランドトンネルを週6日の夜間、補修工事のため通行止めにすると発表した。17日、ニューヨーク・タイムズが報じた。

 ホーランドトンネルは、2012年のハリケーン「サンディ」でトンネル内に3000万ガロンの雨水が浸水し、壁や排気口、ポンプ室などに損傷を受けた。20年4月から修復工事が行われており、今年2月4日にニューヨーク方面行きは終了する予定だ。PAはその翌日からニュージャージー方面行きの工事に取り掛かる。そのため、日曜日〜木曜日の午後11時から翌日の午前5時までと、金曜日の午後11時59分から土曜日の午前9時まで通行を止める。その間、ニュージャージー方面へのアクセスはリンカーントンネルやジョージ・ワシントン橋を使うか、PATHトレインなどの公共交通機関を利用する。

 ホーランドトンネルは95年前に開通。今回の補修工事は25年まで続く予定。予算は3億6400万ドルを見込んでおり、PAは1月1日からニュージャージーからニューヨーク市内へ入る車のトンネルや橋の通行料金を値上げている。サンディで同様に損傷を受けたハドソン川下の列車用トンネルも修復が遅れているなか、新たなトンネルを開通させる「ゲートウェイ計画」が進められている。

 


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