JFKでジェットブルー機が接触事故
数日間に2度目の異常事態
米格安航空会社大手ジェットブルーの旅客機が18日、ジョン・F・ケネディ国際空港(JFK)のゲートエリアで、別の旅客機に接触する事故が起きた。JFKでは13日に、旅客機2機が、間一髪で接触を逃れるという事態が起きたばかりだった。NBCニューヨークが報じた。
プエルトリコ、サンフアンのルイス・ムニョス・マリン国際空港行きのジェットブルー1603便は18日午前7時ごろ、ゲートから滑走路に向け後方移動中に、駐機中の同社の別の旅客機の尾翼と軽く接触した。同機は接触後、ゲートに戻った。負傷者は報告されていない。接触された旅客機は、無人だった。旅客機は、いずれもA320型。米連邦航空局(FAA)は調査に乗り出した。同社は2機の運航を停止すると発表した。
JFKでは13日にも、デルタ航空の旅客機とアメリカン航空の旅客機が、接触しかけるという事態が起きていた。同日、滑走路で離陸準備に入っていたデルタ航空の旅客機の前を、アメリカン航空の旅客機が横切った為、デルタ航空の旅客機は離陸を停止し、接触を逃れた。FAAによると、2機の機体の距離は、千フィート以内に迫っていたという。
ファーミングデール州立大学航空部門のディレクターであるマイケル・キャンダース博士は、「憶測は嫌いだが、人為的ミスのように思える」と事故について話している。
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