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共同通信
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【シドニー共同】電撃辞任を表明したニュージーランドのアーダン首相の後任を選ぶ与党労働党の党首選の立候補が21日締め切られた。候補者はクリス・ヒプキンス教育相(44)のみで、22日に党首に正式に選出され、近く首相に就任することが確実になった。
ヒプキンス氏は昨年まで新型コロナ対応相を兼務し、世界的にも珍しい封じ込めに手腕を発揮。次の労働党リーダーの一人と目されていた。
物価高や犯罪多発を背景にアーダン政権への国民の不満が高まり、労働党は野党国民党に支持率で水をあけられている。10月の総選挙に向け、ヒプキンス氏が党勢を立て直すことができるかどうかは不透明だ。