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共同通信
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【北京共同】中国・北京の世界遺産「万里の長城」の観光スポット「八達嶺」で旧暦の大みそかに当たる21日、ライトアップが始まった。27日まで。今年は新型コロナウイルスの感染を徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策が終了して初の春節(旧正月)を迎え、文化行事も息を吹き返した。
感染拡大前は春節に多くの人が万里の長城で幸運を祈ってきた。緑や白のライトに照らされた長城は、曲がりくねった様子が竜のように見え、観光客を楽しませた。
長城の春節に「年越しの風情」が戻り、山東省から休暇で来た自営業孫兆明さん(53)は「ゼロコロナの時には観光は考えられなかった」と笑顔で話した。