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共同通信
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北海道大は23日までに、教員がSNSに複数回、アイヌ民族が先住民族であることに疑問を呈する投稿をしていたと明らかにした。宝金清博学長は20日「個人的な見解として放置することは、大学も発言を容認しているという誤ったメッセージを発することになりかねず、不適切」とコメントした。
北大は処分が決まっていないとして教員の氏名や所属、投稿内容を公表していない。今後は教員に指導した上で、再発防止を徹底するとした。処分は「適切に対応していきたい」としている。教員の投稿は市民団体の指摘で発覚した。投稿は既に削除されたという。