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共同通信
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松本剛明総務相は23日の記者会見で、スマートフォンが衝撃を感知して自動的に119番通報する機能により、不要な救急要請が相次いでいるとして、メーカーに対応を求めたと明らかにした。メーカーは既に精度を高める改修をしたという。スキーやスノーボード時の転倒を原因とする誤発信が目立ち、総務省消防庁はスキー場が管内にある消防に注意喚起した。
一部のスマホには自動車事故などを想定し、強い衝撃が加わった後に一定時間操作されない場合、自動的に119番通報する機能が搭載。通報後に連絡が取れなくなると救急隊が出動するため、持ち主が気付かなければ不要な出動につながる。