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共同通信
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【シドニー共同】ニュージーランドの与党労働党は22日、議員総会を開き、新党首にクリス・ヒプキンス教育相を正式に選出した。電撃辞任を表明したアーダン首相の後継として25日に首相に就任する。ヒプキンス氏は経済を主要課題に挙げ「国民が必要とする強く、安定した指導力を発揮したい」と決意を述べた。
ロバートソン財務相が兼任している副首相には、セプロニ社会開発・雇用相が就く。ヒプキンス氏は記者会見で「多くの国民が食費や住宅費の支払いに不安を感じている」と指摘し、「所得を底上げできる経済成長を継続する」と強調した。