「大戦後最大の困難」認める

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共同通信
モスクワでロシア国防省の会議に参加するゲラシモフ参謀総長=2022年12月(タス=共同)

 ロシア軍制服組トップのゲラシモフ参謀総長がロシア紙「論拠と事実」と会見し、ウクライナ侵攻について「現代のロシアがこのレベルの集中的な軍事行動を取ったことはなかった」と述べ、ロシア軍が第2次大戦以降で最大の困難に直面していることを認めた。同紙電子版が24日に伝えた。

 国家の主権と領土の一体性保持のため「持てるあらゆる手段を講じる」と強調。プーチン大統領の指示に従い軍事作戦の目的を達成する決意を示した。

 フィンランドとスウェーデンの北大西洋条約機構加盟申請や、「ウクライナをロシアへのハイブリッド戦争に利用する」欧米の対応が軍事的脅威だと指摘した。(共同)