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共同通信
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【ロサンゼルス共同】南米ブラジルのルラ大統領とアルゼンチンのフェルナンデス大統領は23日、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスで会談し、南米共通通貨の創設を目指す方向で意見が一致した。「貿易や地域の生産的統合を強化し、世界の危機的状況への強靱さを高める」ことを目指すとしている。ブラジル政府が発表した。
英紙フィナンシャル・タイムズによると、もしも共通通貨が地域全体に広がった場合、世界の国内総生産(GDP)の5%を占める。ユーロ圏は世界のGDPの約14%を占めている。