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共同通信
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世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が奨励していた養子縁組に関し、厚生労働省は23日、児童福祉法や養子縁組あっせん法に抵触することのないよう是正を求める行政指導を教団に通知した。昨年12月に続き2回目の指導文書発出。加藤勝信厚労相は、これまで収集した情報は捜査当局にも提供しているとし「関係機関と連携し調査を続ける」と述べた。
厚労省は昨年11月と12月の2度、あっせん法違反の可能性もあるとみて教団本部に質問書を送付。回答を受領し、刑事告発も含めた対応を検討してきた。
通知では、法令順守の徹底のほか、教団関連の書籍の記載内容を適切にすることも求めた。