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共同通信
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新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けを「5類」へ引き下げる日付を、政府が26日にも決定する方向で調整に入った。岸田文雄首相と関係閣僚が同日協議する。4月下旬から5月上旬が軸となる。政府関係者が24日、明らかにした。27日夕に政府対策本部を開いて、移行時期を正式決定するとみられる。
5類移行を巡っては、厚生労働省の専門家による感染症部会が27日午前に了承するかどうかを審議し、結論を取りまとめる見通し。政府は同日午後、対策本部に先立ち、新型コロナ対策分科会と基本的対処方針分科会を合同開催し、検討状況を報告する。
移行に伴う措置の変更は段階的に進める予定。