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共同通信
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連合の芳野友子会長は24日、春闘に向け経営側と考えを主張し合う経団連の「労使フォーラム」で講演し「国内総生産(GDP)も賃金も物価も安定的に上昇するステージに転換する」と語り、5%程度の賃上げ実現を訴えた。歴史的な物価高に見舞われる中、2023年春闘が本格的にスタート。経団連の十倉雅和会長は「賃金交渉で物価動向への考慮がこれほど強く求められた記憶はない」と述べ、各社の実情に応じた賃上げを呼びかけた。
今年の春闘は、十倉氏と芳野氏が23日に東京都内で会談し、事実上始まった。会談では賃上げを実現するとの方向性を共有した。