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共同通信
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JR西日本の長谷川一明社長は26日、東京都内で開かれた定例記者会見で、京阪神での大雪による列車立ち往生について「重大なトラブルを起こし、おわびする。乗客を線路に降ろす判断が遅れたことも含めて問題を検証する」と陳謝した。
JR西によると、26日も雪でポイントが切り替わらなくなるトラブルが発生し、ダイヤの乱れを修正するシステムの一部機能が停止した影響で、列車330本が運休し、892本が最大229分遅れた。約52万人に影響した。
会見で長谷川氏は「雪の降る夜に安全に駅まで避難誘導できるか不安があり、判断が遅れた」とした。