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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米政権は26日、ウクライナ侵攻に部隊を派遣しているロシアの民間軍事会社ワグネルを「国際犯罪組織」に指定し、関連する6個人・12団体を制裁対象に加えたと発表した。米国内の資産が凍結され、米国人との取引もできなくなる。
侵攻が長期化して消耗戦になる中、ロシア軍が軍事作戦を続けるために依存するワグネルへの圧力を強める狙いがある。
ワグネルは、ウクライナ侵攻後に存在感を高め、激戦となった東部ドネツク州ソレダルでの作戦にも参加。今月11日、ワグネル創設者のプリゴジン氏はワグネルの部隊が単独でソレダルを包囲し制圧したと主張していた。